7巻まで既読。はじめはメガネを忘れまくるヒロインの設定に馴染めず1巻の無料試読のみとしていたが、高評価が気になって続きを買い求め、一気にハマってしまった。既に特別な存在なのに、友達以上恋人未満な所が、じれったくてむずがゆい。男の子も女の子も
、中学生らしい子供らしさが感じられて実に微笑ましい。相手に対して変にマウントを取ろうとしていない所(いじりいじられ、勝負を持ち掛ける等)、相手に対して変に劣等感を抱いていない所(ギャルとオタク、トップカーストと最底辺、イケメンとブサイク、年齢差等)、変に重たい設定が無い所(障がいがある、毒親持ち、親との死別、手痛い失恋経験、貧困等)、当人達の気持ちよりも先に外堀が埋まっていない所(義兄妹化、同居、友人による過度なお節介、罰ゲームによる嘘告白等)が、本作の特徴と言える。つまり「ヒロインが頻繁にメガネを忘れる」という一点を除くと、非常にリアルで、等身大の恋愛が描かれていると思う。
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