シリーズ4作目、メインカプはもちろんですが脇の松祐に焦点をあてた巻です。
1話と2話の間にはいちかわ壱先生が過去に発売された同作品の番外編的な同人誌3作品も収録されています。同人誌は現在完売のもあり大変貴重な再録で未読勢としては本当に嬉し
くて有り難かった…!書き下ろしは普段の1話分+おまけ位のボリュームたっぷりです。紙媒体の初回限定生産の小冊子は収録されておらず裏表紙も未収録のため紙媒体も購入しましたが電子書籍派のためこちらでも購入。
ふゅーじょんぷろだくとのオメガバースプロジェクト作品はよくあるオメガバース設定とは違いαβΩどの種でも攻受妊娠可能という自由度の高い設定で、いちかわ壱先生の独自プラス解釈として同種同士の結婚が一般的という設定をされています。
メインカプはα×Ωで、オメガバース作品にはもはやつきものである格差設定が良き塩梅であるのですが、脇カプのα×βの松祐はいちかわ壱先生の同種同士の結婚が一般的という設定によりこちらも格差ということになります。個人的にはα×Ωのように運命の番設定がなく、身体や能力的にも普通であることが多いβが入るα×βの方が禁断感が増す気がしてたまりません!でもこの二人はまわりより自分達にいっぱいいっぱいなかんじがまた良いです。
感想としてはシリーズ1作目からずっと松祐推しで展開を待ち続けていたので、もう吐き気がするほど萌えました、最高!本編、同人誌再録はもちろん書き下ろしも、にやにやがとまず…。
この巻から入るのは難しいかも知れませんが、お勧めの1冊であるのは間違いありません。
シリーズ4作目でもやっぱりおもしろかった!
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