この作家さんはとにかく絵がきれいで上手く、どんな話でもさらっと読めてしまう。でも、クセがなさ過ぎて損してる部分もありそうです。ストーリー、人情としてはキチクな編集部だと思うけど、「セクシー田中さん」事件でもわかるように、特に大手出版社は基本
的に作家を「物」「駒」としか考えてません。そういった現実を踏まえて読むと、まあマンガとしてはアリかと。ただ、この作家さんの描く人物はいつも人間性が浅いというか、もうちょっと悩めよ、とか怒れよ、とか感じてしまう。予定調和的で、読後残るものがあまりないのが残念。
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