なんとまぁ、愛染先生の頭の中の引き出しの多さに ひれ伏したくなります。時には日焼けしたチャラ男社長、時には ブラ社長、そんなラブコメの引き出しを 今回は封印なさって、ダークな作品になっています。切ないんですが、1冊という ちょうど良いさで終
わっているので、切なさや重さが それほど、心にのしかかってくることはなくて、そして、ごう門のようなHシーンさえ、美しくて 見惚れてしまいました。今回は、八重子の髪の美しさ、艶やかさ あとは、昴のホクロ、そして、ちく美(愛染先生は男性のちく美に拘ってらっしゃるから、彼のちく美を見つけて、先生!って思いました。)からも目が離せなかったです。旦那様の過去が後書きにあるのですが、彼のダークな過去が今の彼を形成しているのかな、と思いました。旦那様の愛し方も昴の愛し方も違うけれど、八重子のことを愛して止まないところは いっしょなのだろう、と思いました。私の心に一番突き刺さったのは、八重子が火事の中から逃げる際、振り返って旦那様を見た時の表情です。きっと 彼女は旦那様を愛していたんだろうなぁと思いました。それにしても この作品、TL作品の中でも トップクラスだと思うし、もっと 認識されると良いと思いました。映画になったらn なお いいなぁ。
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