「父の描いた自分の肖像画を探す」という目的を軸ににした一話完結式のストーリー。凛とした女性の生きざまを読むのは好きです。「贋作」がテーマの話と「二枚の薔薇の絵画」がテーマの二作が印象に残りました。絵画が偽物であっても人生はその人の生き様が現
れたお話しでした。キャラクターは栄ママがいい味だしてます。ミニスカート、ショートパンツスタイルの女の子、オデコの広い男性陣、目がギラギラした男性、ハイヒールの足元の絵は「新谷かおる」ですね。
この作者の作品は「りぼん」執筆時代から読んでいました。活躍の場を女性誌に移して正解だったと思う。
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