(3巻読了)断言します。2024年ベストBL漫画です。よくぞ、あの複雑な3角関係が纏めあげましたね…!言葉ひとつ間違えた瞬間バッドエンドへ至るギリギリの紙一重。手に汗握りながら読みました。最高だ。面白すぎて3巻書籍の販促特典(書き下ろし漫画
が色々あるらしい)を集めたかったのですが、すでに売切れで、フリマで超高額になっていました。何年でも待つので、ファンブックか続刊を刊行して収録してください…!(2巻読了)楽しい…。エンタメとして極上です。2巻からは玉森さんが主役になるけれど、ド天才なのに恋情で思考がぐちゃぐちゃになって、より凶悪な悪巧みしていて、とてもかわいい…。わたしはこういう、ひとの心がない、利益と理屈で動く天才キャラに弱いので、カスタムオーダーしたかのような萌えキャラが心乱されて泣いている2巻は萌えて萌えておかしくなりそうでした。巻き込まれたヤレヤレ系秀才くんの、うまーい回避力と仕事と割り切った包容系ドSな攻めっぷりも最高でした。さらに玉森さんの悪巧みで、もう一人を巻き込んでのグチャグチャの三角関係へ発展するのも凄いよ〜!一応、キリのいいところで終わっているけれど、続きが読みたすぎて単話12話を買いに走りましたが、まだ単行本収録話までしか配信されていませんでした。
(以下1巻感想)
良かった〜〜〜!ひっさびさに読み返しリピートが止まらないBLを掘り当てて興奮が止まりません。倫理無用な研究の「特区」っていう舞台設定が良い!この設定と特区の主席5人のキャラクターがめちゃ良くて、いくらでも続きを妄想できるハァ〜〜天才〜〜!フツーは天才系奇人ってキャラは設定はそうだけど内面普通じゃない?って宙ぶらりんな描写になりがちだけど、このマンガは、やっべぇ研究者のやっべぇ内面が堪能できて、バチバチにロジカルで殴りあったり策謀の糸をひく相手と駆け引きしたりと、もうたまんなくドラマチックでした。なにより主役ふたりのBOYSがLOVEして、最初は情緒がバブちゃんだった攻めが、イチャイチャと労りセッして嫉妬や愛おしみを体現できるまでに成長したのが感無量でした。受けが恋愛体質でサッパリしてそうにみえて情に厚いタイプだから、よくぞ育てた…って感じで、ベストカップルでした。続きがあればよみたいし、特区の他の主席の話しも読んでみたい。というか作者の引き出しがめちゃくちゃ広いはずだから、作者買いしたいと思います。
もっとみる▼