ゆきのさんとミラくん。再会の話が読めてすごく嬉しい。話自体は長くないのに特別に必要で大事なところがギュッと詰まっている作品で、違和感も無いしむしろバランスとテンポが良くて非常に読みやすい。時間の濃密さが伝わるのが不思議。セリフと表情の魅せ方
がとても巧いなと思う。愛情ばかりが溢れる2人の密着が心地良くてあったかい。癒される。和む。可愛い。ほんとすき。
博巳と珠里。心を鷲掴みにされた。交際してからもお互い敬語を使う関係性が素敵。心を委ねられた博巳の涙に感銘を受けた。それを見た珠里の言葉が頭から離れない。お互いに拠り所となっている2人だけの世界観がとてもすき。優しくて甘美で繊細で潔癖で、安堵感が心地良い。何度も何度も読み返してる。もっと珠里と博巳の世界に浸っていたい。作者様も思い入れの強い2人だと仰っていたのがなんだか嬉しい。どうかまたこの2人に会いたいです。
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