1話目のポイント割り振り場面で主人公に「ご都合主義だな」と言わせて予防線を張り、他のご都合主義の作品との違いを示そうとしているけど、作者が無意識の内に御都合主義に基づいて物語を創作していることを自覚していない表現がそこかしこに散見されるから
、結局は同じ穴のムジナ。
1話目だけでも「出会った少女が護衛官より早く何故に暗殺現場に一番乗りできるのか?」「 何故に少女は高スキルの隠密スキルを持つ暗殺者の存在に気付けるのか?」「少女は何故に初対面の暗殺者に声をかける胆力を持ち合わせているのか?」と1話目だけでもご都合主義によってのみ成り立つ物語進行。
2話目で「ギルドからの照会があった案件を知ったにも関わらず、主人公がひたすら暗殺スキルをアピールしまくっている」辺りの描写からも読者からすれば違和感だけど、ご都合主義に気づかず物語を進行させる作者。数年後に自作品を顧みた時に恥ずかしさが込み上げて来るであろう作者の姿が目に浮かぶ。私のレビューに惹かれた方は作品を手にして読んでみることをオススメする。
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