一メルかさんの絵の美しさもあり、立ち読み版で面白かったので購入し、2巻目まで一気に読んでしまいました。イケメン嫌いの剣の達人で妓楼の用心棒をしている女と、イケメンで国の要職についている金持ちの男による、ありきたりな後宮での恋バナかと思いまし
たが、その他の人物像や諸々の出来事もあり、面白く読むことができました。
ただ残念なことは、2巻で完結になっていますが、なぜなのでしょうか。
さまざまな謎がそのまま放置され、育ての父親やその他の人物、そして二人の関係がどのようになっていくのかわからないままなので、気分的には未消化になってしまい、もやもやしています。できれば、続巻を希望します。
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