昔から花とゆめコミックスの画面の華やかさや、ギャグのテンポが好きでよく購入していました。
こちらのお話も「魔女」「使い魔」という王道な設定に惹かれて試し読み。
黒髪男子(表紙の青年)の溺愛っぷりと、それに振り回される主人公(表紙赤髪の子
)のギャグテンポが古き良き“花とゆめ王道”で大変面白かったです。
これこれ!こういうのが好きなのよ!!!と思わせる作品。他作者様ですが、草川為先生や鈴木ジュリエッタ先生の作品が好きな人は楽しめると思います。
シリアス展開もそこまで重くなく、面白くて楽しい漫画を気楽に読みたいな〜という時にぴったりです。
イラストの華やかさは試し読みで分かる通りです。
表紙のイラストのままキャラが動いていて、トーンも多彩に使っているのに画面がごちゃごちゃしておらず綺麗。表情豊かなキャラクターと個性的な性格が漫画を彩っています。
個人的には☆5を付けたい所ですが、こちら凄く続きが気になる展開なのに“全2巻”です。
解決している部分もありますが、もっと〇〇な所が見たい!〇〇なその後はどうなったの!?と言いたくなる終わりに、そこも“花ゆめ”らしさを感じつつも残念さが勝ってしまったので☆を減らしました。
作者様はもう別の作品に取り掛かっているので続編を見ることはないんでしょうね…。
そこだけが残念なポイントです。
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