光浬の家庭環境を背景とした暗めな雰囲気と一月の謎めいた雰囲気に絵のタッチがマッチしていて、でもその中にふたりのお互いに対する気持ちの純粋さがしっかり出ていて甘さを感じられ、意外とさらっと読めた印象です。BLファンタジーな設定もありますが、一
月の気持ちのままの空回りしている行動に高校生らしさを感じてきゅんとしたり、光浬の母への反抗にぐっときたりしました。今迄は従順にしてきていても高校生まで育った男子に反抗されれば、母親も行動を改めざるおえないかなと思うので、今後は大丈夫なんじゃないかなとは思いましたが、モノローグやセリフが多かった割にはそのあたりの経過はなく、気になりました。
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