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死神の初恋~没落華族の令嬢は愛を知らない死神に嫁ぐ~ 1

630pt/693円(税込)

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作品内容

死神と没落華族令嬢の和風婚姻ファンタジー

没落華族令嬢が生贄として嫁いだ先。
それは愛を知らず、人を嫌う死神だったーー

帝都・小石川で紡績業を営む三条家のもとで働く没落華族令嬢の千鶴は、もともとは彼らよりも立場が上だったことから、日々嫌みや蔑みの言葉を投げつけられていた。

そんな中、街では病が流行り、次々と人々が“ある言葉”を残し、亡くなっていた。
「枕元に死神が立ったーー」
病を流行らせ死へと導く死神の怒りを鎮めるため、千鶴は「生贄の花嫁」に選ばれるが…

没落令嬢と死神の明治恋愛浪漫譚。

電子版にしかつかない、「コミックスの続きがわかるノベル試しよみ」収録!

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レビュー

死神の初恋~没落華族の令嬢は愛を知らない死神に嫁ぐ~のレビュー

平均評価:4.5 87件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 素晴らしい素敵なお話
    aaaさん 投稿日:2024/4/16
    現在7巻まで出てるけど、まずは2巻まで読んでみてください。 この作品の素晴らしさが伝わるはず。 死神の初恋ってタイトルまでしっくりきます。 八雲様、浅彦、千鶴、一之助に絆されていく他の死神までみんないいキャラしてて本当に良い作品に 出逢えました。 もっとみる▼

高評価レビュー

  • (5.0) 優しい世界
    whiteさん 投稿日:2022/8/20
    【このレビューはネタバレを含みます】 死神と恐れられてた八雲様は死神ではなく人々を無事に黄泉に送るための仕事をしている。死に際の人間から人間は醜いものだと知った八雲様だが、彼らを無事に浄土させるためにしっかり話を聞いてあげて、救われるような言葉を述べて、送り出すあたりから優しさを感じる。死神の花嫁とされた千鶴は没落貴族ではあったが、民衆のために自分が犠牲になるという貴族の矜持を忘れない強い女性で、誇り高い優しい女性に思える。そんな2人がお互いを想いあって、助け合いながら生きている姿が素敵だと感じた。お互いに恋をしてはいけないと感じていたため多少の障害はあったが、周りの手助けもあり想いに気づいて結婚することができてよかった。最後の2人の姿は本当に美しかった。ちなみに、一之助に対して向ける2人の目がすごく優しくて、本当の親子のように見えて大好きだ。 続きを読む▼
  • (5.0) 切ない物語
    なべさん 投稿日:2022/3/17
    【このレビューはネタバレを含みます】 主人公は没落した華族の娘で、新興華族のもとに奉公している。 流行り病で亡くなる人が増加し、町の人は「死神の祟り」と考え生贄として「花嫁」を差し出すことになり、白羽の矢が立ってしまった。 主人公は、町の人のために生贄となることを承諾し、覚悟を決めて死神のもとへと赴くが、死神の本当の姿は思っていたものと異なっており、死神の元で暮らすようになり心を通わせて行くという話。 死神の「本当の役割」はありきたりではあるものの、死神には虐げられ、行き場を失くした者に対する思いやりがあり、主人公はとても思いやりのある女性で好感が持てる。 まだ序章ではあるが、二人の先行きが気になり、続きが待ち遠しい。 続きを読む▼
  • (5.0) "最期"に繰り広げられる人間ドラマが深い
    me*さん 投稿日:2024/3/4
    【このレビューはネタバレを含みます】 不器用で優しすぎる死神のヒーローと、清らかで真っ直ぐな心を持ったヒロインが織りなす切なくも美しい物語。 ヒーローが死神という事で、亡くなりゆく人々の「最期」の場面が度々描かれますが、それぞれの人間ドラマに深い味わいがあり、考えさせられることも多くて読み応えがありました。 2巻が最高に幸せな形で終わっていたので、3巻からはラブラブ溺愛モードに突入なのかと思いきや、予告を読んだら「新章突入ですれ違い」とあり、落ち込んでいるヒロインの姿が・・・。読むのが怖い気もしますが、なぜそんな事になったのか最高に気になっているので、早く続きを読んでみなければ! 続きを読む▼
  • (5.0) 死生観を問う
    littlehhhさん 投稿日:2024/3/5
    よくある没落華族のご令嬢が得体の知れない神の元へ嫁ぎに出されて、、、から始まりますが、物語の本体はそこではなく死生観を問いかける奥の深い漫画でした。死に際にこんなにも寄り添ってくれるなら死者も怖いことなく黄泉へ旅立てるのでしょうね。 死生 観と重めなテーマですが絵がキレイでストーリーもしっかりしており、少しコミカルさもあり、少しラブもあり←もっと見たい 最新刊まで一気に読めてしまいます。死神と人間の夫婦、最後はどうなるんだろう。どうか皆んなが幸せでありますように、と願いたくなるそんな漫画です。 もっとみる▼
  • (5.0) 7巻まで読みました
    愛蓮さん 投稿日:2024/3/29
    死神さんもたくさんいるなら、最初に出会うのはやっぱり八雲さんがいいです… 千鶴ちゃんが、八雲さん、浅彦さん、一之助くんとお互いに助け合いながら成長していく姿がほほえましく思えました。 血はつながっていなくても、本当の家族のような温かい関 係が、羨ましくもありました。 ほかの死神さんたちの考え方まで変えてしまう千鶴ちゃんは、すごいパワーの持ち主でもあります。 言葉に重みのある漫画なので、もっと大勢の人たちに読んでもらいたいし、続きが楽しみです もっとみる▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

新しい死神と人間の関係性
設計:うーちゃん(シーモアスタッフ)
主人公の千鶴が死神八雲に嫁ぐところか始まる。三条家の使用人となった千鶴は、日々虐げられる生活をしていた。ある日死神の怒りを抑えるために、千鶴が死神に嫁ぐごとに。そこで出会った死神である八雲は綺麗で、まるで人間のよう。そんな八雲に寄り添うように日々を送る千鶴はとても健気で人間らしく思えます。八雲は人の命を奪うのではなく寿命に合わせて現れることを知る。親に捨てられた子供の一之介の母を黄泉へ送る場面では、死と生、愛について深く考えさせられます。千鶴が八雲に人間の愛を教える役割は、死神と人間の間の愛の可能性を探求する一環。この作品は、朝比奈希夜先生、原作千世トケイ先生の作で、ただのファンタジーではなく、人間の存在そのものについて考えさせてくれます。

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