それぞれの事情で学校の屋上で時間を潰していた鷹志と陽太がひょんなことから知り合い、これまたそれぞれの傷や憂いが互いの存在で昇華されていき、心を寄せるようになる過程が描かれています。
劇的な展開もめくるめくエロもないですが、気になりませんでし
た。ふたりの間の感情はひと口で恋愛とは片付けられないものだから、タイトル通り、お互いに笑いあえれば、それが至高なのかなと。
ひっかかるのは幼馴染カップルの片割れ、ヒロの言動くらい(他の方のレビューでもツッコミ入ってますし、鷹志もお前が言うなって言ってるけど、正にその通り。鷹志のためと言いつつなんだかんだ自分がスッキリしたかったんだろうな)。そこさえクリアできれば爽やかであたたかい物語を味わえると思います。
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