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作品内容

営業課で働く藤井隼人(ふじいはやと)は隠れゲイで、自分の性的思考のことはひた隠しにして平穏に過ごしていた。
ある日、同期の部下であるシステム課の甲斐悠介(かいゆうすけ)から、バーで自分が男とキスしている写真を見せられる。
「僕と一回だけ、どうかなって」
写真を消す代わりに1回だけ自分と寝てくれと提案された藤井は、渋々承諾してしまう。
そんな甲斐は自分がゲイであることを採用試験の時から堂々と公言しており社内では有名だったのだが、強引だった割に、行為中はどこか初々しさが残る様子で、その姿になんとなく違和感を覚える藤井だが…?

性格も境遇も異なるふたりが紡ぐ、甘く切ないオフィスラブストーリー。

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レビュー

朝が来たら、ふたりはのレビュー

平均評価:4.8 70件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 読んだ方がいいよ
    麻弓さん 投稿日:2024/5/22
    男女とは違う、繊細な人間心理が面白い。 だからBL面白い。 絵も好きでした。 シンプルな画質がより内容が入ってくる。

高評価レビュー

  • (5.0) 絵もお話もめちゃくちゃ好き〜!
    tameさん 投稿日:2023/4/23
    【このレビューはネタバレを含みます】 以前からずっと無料部分を読んでは「単行本になったら買おう!」と我慢していた作品なのですが、今週仕事頑張ったご褒美に7巻まで全部購入してしまいました。やっぱり期待通りでとても好きです〜!絵がシンプルですがお上手なのでちょっとした感情の変化がしっかり伝わってくるし、受けのきれいさも攻めのかっこよさもちゃんとわかるのが良い。お話の流れとかセリフとかが自然ですごく好き。慣れてないのに攻めに抱かれるために慣れてるフリする受けがめちゃくちゃ好み(笑)。攻めが自分には恋愛をする資格はないと思うようになった原因や、そのとき相手がどう考えていたか、というのがリアルな感じで良かった(自分がものすごく後悔していることに対して、実際に相手が感じていたことはちょっと違ったりとか。逆に、気付かずに誰かを傷つけているということもあるのでしょうが…) 作者さんのPixivでこの二人のその後を少し読めてそれもとても良かったのですが、関係を公にするところまで本編で読めるのかな…?今の時代ゲイだと知れても(「誰々が離婚したんだって〜」などと同じようにネタにされてしまうことはあったとしても)当事者が思っているほど周りはそれほど気にしない流れになってきていると思いますが、なにせ藤井さんは女子の憧れなので、どんな感じの反応だったのかが気になります(笑) 続きを読む▼
  • (5.0) とても優しくて強くて好き
    kouさん 投稿日:2023/7/1
    【このレビューはネタバレを含みます】 初読み作家様でpixi○まで追いかけて読んじゃったのは、しかもレビュー書きたくなったのも本当に久しぶりですよーーーーー! そのくらい良かった! 絵もお話もあっさりまとまっているようでいて、恋に落ちる2人がとても丁寧に描かれています。脇キャラ含め、登場人物みんな好きになってしまいますよ、これは。 高校の時のトラウマで、誰とも恋愛はしないと思っていた先輩クローゼットゲイ藤井×会社でもゲイだと公言している後輩の甲斐。 クローゼットとカムアウト。同じゲイでもベクトル真逆の2人。でも互いにとてもよく似てるんです。優しくて弱くて強い。 最初読んだ時には、人物の描き分けが弱かったり(キャラはしっかりしてるのに髪型とか体型が?)都合よくトントン進むストーリーに物足りなさも感じましたが、何度も読み返すごとに好きになる、不思議な作品です。 攻めの藤井さんと同じく、甲斐くんのいじらしさ可愛さに落ちました。 pixi○でちょっとだけ続きの2人が読めますよ〜。 続きを読む▼
  • (5.0) 良い話だった
    miyoさん 投稿日:2024/5/18
    1話目でもう既に切なくなって受けに大応援団結成なワイ。攻めもちょっち鈍感な所があれど良い男で、この二人はどんな素敵なハッピーエンドを迎えるんだい?どうなんだい?と待ち構えて迎えたハッピーは、良い意味で絵柄のシンプルさと相まって良かったです。 たまにあるじゃない、絵がとても情熱的なのにシンプルな展開で、ストーリー悪くないのにどうにも薄味だったり逆に絵がシンプルなのに壮大な情熱的ストーリーのはずがいまいちピンとこなくてアレ?おかしいな??となるアンバランスさ。そこの兼ね合いが良く取れていると思いました。 いつもシレッとしていて淡白そうなのにHの時はエロM受けちゃんと、シゴデキ優しみモテ男みバリバリなスマート攻めはHの時はSっ気とか、王道性癖押さえてるのも良きでしたね。ヨミホ万歳!と思えました。 もっとみる▼
  • (5.0) 朝が来ても2人は♪
    でらさん 投稿日:2024/4/30
    【このレビューはネタバレを含みます】 最終話の「ベッド、向こう」てSの漏らし方が今作の最上級でした。絵の線の細さが淡白にも感じるけど、ドキッとする瞬間のギャップにもなってて好みでした。人って良くも悪くも誰かに影響を与えてたり、与えられていて、些細な事かもだけどそういうのがあって今日の自分がいるんだな!て改めて思える話です。藤井が甲斐を諦めなくて良かった。高校時代の話はなかなかしんどいし、罪悪感も相当なものだったろうからこの歳まで引きずるのはよく分かります。初恋相手がめちゃくちゃ良い人で、こうやって笑って再会できる日が来るんだね。静かな気持ちで毎話じんわりムズムズしながら、最後は瞬き一回分の涙が出ました。良かった〜 続きを読む▼
  • (5.0) そう遠くない未来に
    maさん 投稿日:2024/1/16
    こんな朝が来たら、とほんとうに思わせられる物語。 セクシャリティを取り巻く世の中の有り様が、主人公の『ふたり』と彼らに関わる人々を通してすっとした作画で淡々と、しかし淀みなく綴られて行きます。そこから確かにまだ夜明け前なんだと伝わるし、作 者がこのタイトルに込めたと思われる『朝』に想い馳せます。事は簡単ではないけれども朝が来るように自然なこと。またひとりではなくふたりならば尚のことなんだか頑張れると、藤井のかつてのふたりのエピソードにも汲み取れます。 BLが生み出す波紋は、この物語のような『朝』に向かう一石一投だなと確信しちゃう物語でした。 もっとみる▼

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