セット売りあり。(←2021年に突如セット販売が無くなった。本作は1〜4で構成される。レビュー内容が無効部分が生まれて迷惑な話。こうした手法をやられるともうあまり読まなくなると思う。過去に書いた文章をいちいち見直してられない。)
一冊目面
白ければ、その後纏め買いしても若干はお得。私はセット読みした。こういうファンタジーもオッケーなので。(バラ売りしかなくなったことから、この段落は削除すべきとなるが、2021年8月現在、敢えて残しておきたい。)
HQのカテゴリーに収まりきらないストーリーの為、HQの王道を期待する人は付き合えないだろうが、私はHQコミックのこのカテゴリーも、コミックの持つ魅力を発揮しうる1ジャンルとして良作の出現を求めている。
既に王道分類されているものも、現実的な設定などどこにもなく、それでも、リアリティのまぶし方様々で、どれなら没入感覚を持てるのか、なのだ。
私は誰、あなたは誰、使命が有って、恋もする。
まとまりがよく、絵もそんな世界に馴染む好感度。
むしろ、非HQのありふれたファンタジー系作品にありがちなクセがない、こうした作風の作家が、あっちで描いてくれた方が読者層のためにいいのでは?くらいに感じた。
いずれにせよ、私はこういうコミカライズHQも悪くないと支持するタイプ。漫画だから描ける、というところを読みに来る。
総合では、セットの方で別段階評価したが(自然描写の要素にだけ読み手の欲求に僅かに・・・)、導入部のお手並みはHQの全体のなかで相当高い力で読ませたと思うので、五ツ星で。
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