1705年、イタリア半島の地方都市「ロットヴァレンティーノ」では連続殺人事件が起きていた。純白の仮面を被り、被害者にも同じ仮面を被せる犯人は「仮面職人」と呼ばれ、その目撃者は次の被害者になるという。錬金術の「私塾」に通う少年、ヒューイ・ラフォレットは世界を憎んでいた。同窓の少女、モニカ・カンパネルラはヒューイに思いを寄せ、告白していた。エルマー・C・アルバトロスは「私塾」に新入生として街にやって来ていた。商人に奴隷として扱われる少女、ニキは「仮面職人」の犯行を目撃していた。4人の少年少女は「仮面職人」と街全体を支配する隠謀に立ち向かう。そしてこれこそが、後世300年に及ぶ不死者達の馬鹿騒ぎの発端となる。