161ページ、4作品収録。
ストーリー力のある作者さんですね。
恋愛色は薄く、叶わない恋もあって切ない。
クセあるストーリーが好きな方にオススメ。
ラブラブやわかりやすいハッピーエンドを期待する方には向かないです。
背景のスト
ーリーがしっかりあります。
それ故に、潔いほど1話で終わってしまうのが名残惜しい読後感。
1作、もしくは2作品程度で1冊にまとめられてたら、間違いなく★5。
他の短編もそうでしたが、あまりない設定や展開が面白いです。
短編でワンパターンやよくある展開がないのは、スゴイ。
どれも良かったですが、銀行強盗、ロシア将校の話が好きで続きが読みたかった! ラストのアンドロイドは余韻が強いです。
以下、収録順に作品のキャラ。
表題作のケンカ上等達の青春の想い出、アメリカ映画風銀行強盗、日露戦争の捕虜、アンドロイドに懸けた研究者の想い。
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