まだ1巻だけど面白くなりそうな予感しかしません。探偵業の央甫の所へ転がり込んできた元ヤク◯で同級生の八一。ヤク◯の時に負った怪我が原因で「一度見た人の顔(骨格?)は、忘れない」という超能力みたいなものが備わって、探偵の央甫を助けつつ個人的な
問題(ヤク◯の親分関係のイザコザ)を解決しよう…というお話です。
先生の作品は恋愛ものしか読んだ事がなくて、こういう感じのは初めてで新鮮でした。今回は、どちらかというとBLよりヤク◯絡みのアレコレや探偵業の方に重心が寄っている気がします。元ヤク◯の八一よりもケンカは強いし、肝も据わっていて頭も良い探偵の央甫というデコボココンビの二人。
依頼も(最終的には)解決するけど、超能力が原因で藪をつついて蛇を出しちゃうような、役に立ってるんだか立ってないんだかよく分からない八一に振り回される央甫が、笑える不憫さでした。
八一が抱える問題(というか決意)についても、ワイワイ騒がしく動き回る割には(本来は第三者であるはずの)央甫の方が早く真実に近づいていたり…何かと逆転しているような二人が楽しかったです。
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