「ヘルスダンテを殺める者は呪われる」――。だがヘルスダンテ帝国の第2皇女、カネフェリア・ヘルスダンテにはそんなことどうでもよかった。ヘルスダンテがいなくなれば彼は幸せになれる。愛する彼のためなら、呪いも受け入れる…。彼女は兄のイアンフリードを殺し、この世を去った…はずだった。――目を覚ました時、カネフェリアは見慣れたベッドの上にいた。隣には乳母のエブリン。カネフェリアは幼少期の姿に戻っていた。「これが呪いと言うなら喜んで受け入れるわ」今度こそは愛する彼が不幸な運命を辿らないために、彼女はイアンフリードとの対峙を決意したのだった。
呪われ皇女の復讐は公爵様のために【タテヨミ】(64巻配信中)