実話を使えばリアル、設定がありえないなら荒唐無稽、そうではないと思います。
ありえない設定でも、その設定からスタートして矛盾無く破綻無く説得力を持たせて「前提がAだから結果がBとなる」と自然にリアリティを感じさせるのが創作者に問われる力量で
しょう。
この作画家にはそれが無い。設定から先を練らないから「内容が薄い」と読者に言わせるつまらない漫画になる。
もちろん、思考の発端となる設定がリアリティを持つことが大前提です。主人公をナンバーワンキャバ嬢に設定するなら、まずそこで真面目にキャラクターを作り込むべき。出発点が空っぽでは、「不登校男子を登校させる」着地点までそもそも辿るべき筋道が存在しえない。
パラパラっとサクサク読めます。面白くない漫画でした。
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