獣シリーズ7作目。私はこの作品から入りましたが、結局全作品読みました。このシリーズは少なくとも2作目〜は読んでおいた方が話も人間関係もよりわかります。1作目「ハッピーウェディング」だけがスピンオフ的存在かも。本作品の主役は5作目に登場したば
かりのイアンと今回ニューキャラの学なので、他の作品に比べると本作品からでも入りやすいですが。私はこのシリーズの中でも、本作と5作目の「純愛の青年」が好きで、両作品ともイアンとシリーズ通じて主役級のカオルが出てきます。
本作品は12話までがイアンとその秘書の学の話。13話は西条と一輝(シリーズメインカップル)の番外編です。シリーズの中でもエロい展開イアンがいろんな趣味があり、いろいろしちゃいます。彼に惚れながらも4年も相手にされずに我慢してきた秘書の学。真面目で堅物っぽいのに、イアンに開発されてエロくなっていくのがもう溜まりませんしかもカオルが意地悪役?で登場し、三角関係。展開がすごく面白い。
自分の気持ちの大きさと相手の気持ちの大きさのギャップに悩む学のマイナス思考はまさに恋する乙女そのもの 嫉妬で堕ちていく学の繊細さがそそります。
因みに獣シリーズ未読の方は、ガタイがプロレスラー並みにゴツいので要注意です。
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