当の本人たちは悩んで苦しんでいたのでしょうが、読み手からは何だそんなことで・・・と思ってしまうほどに可愛らしいすれ違い。ティーンの恋人の話かと思わせるほどです。作画も幼いイメージを与えるからかもしれません。男性経験のないアリシアにとって初め
ての夜にどうすれば良いか分からないのは当然の事。そこに付け入られた気の毒さ。それを、突き放す狭量な男フランチェスコ。まあ彼は彼なりに二人の未来について考えて、色々我慢してきた末の事なんでしょうが興ざめです。しかし、姑はなぜあんなにもアリシアに対してひどい態度だったのでしょう。亡くなってしまっているから詳細は分からずじまいなのは気分が悪いです。けれど、HQらしいラブラブ感と危機感とがうまく表現されていてなかなかのお話でした。少女漫画風味。
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