とにかくセリフや説明文が多くてコマが小さいから読み進めるごとにフラストレーションがたまる。そんな中でキャラの顔に表情の乏しさや言葉の間違いが重なっていくので全く楽しめない。「ロシア語をしゃべれる」という間違いがあると思いきや「ロシア語を話せ
る」と正しくなっていたり、「にっこりせざるをいられない」というおかしな言い回しに物語が頭に入ってこない。表題「凍れる湖」はバイカル湖のことだけど作中特別感がない。それよりもセント・ニコラス村が特別な場所で二人の思い出と語られているのだからそっちではないの?と疑問が残る。チェインとジョリーンのお互いが意識しているシーンもコマが小さくてうっとりしなくて物足りない。コメディーカテなのかとしても クスッと笑わせることも無くてとても残念。読後はただただ疲れただけ。
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