健気なヒロインソフィーに私まで泣けてきた。どんな恋をしても必ずハッピーエンドにはならないが、恋しい男性に出会えた幸せを 幸せといえることの素晴らしさこそ恋だと酔わせてくれた。昨日の私とは違う私。これが幸せでないとどうしていえるかと認識させら
れても、その人が傍にいない事の寂しさは辛い。このまま彼を恋しく思う人生か、新しい恋に巡り合う人生か未来は誰にもわからないが、それは求めるままに 幸福を知ったうえで生きていけるのだからと。キュートな祖父の思惑通り進むのには、彼の息子擁護もあって腑に落ちない部分もあるが、酸いも甘いもみ分けた祖父だからか、職業が板についているからか、行動、思考誘導はお手の物で若い二人を手のひらで転がしている。戻ってきてくれたヒーローコナー。彼の姿を視界に捉えた時のソフィーの心拍さえ伝わりそうな興奮。彼がいるだけでいい。それまでの辛かった全てを忘れて 傍にいられる幸せがギュンギュン伝わるハピエンでした。
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