目下最下位のバンタムズは、大阪ジャガーズとの3連戦を迎える。最下位といえば、昨年まではジャガーズの指定席だったが、監督の交代によってジャガーズは現在3位と絶好調。そのため「野球はヘッド次第」と広川のサッチモ批判も絶好調だ。そして始まった試合は、3対3のまま延長戦へ突入する。すると、それまで好投を続けていたバンタムズ橋田がマメを潰してしまい退場に! 代わってマウンドに立ったのは、5年前に八百長試合で球界を去り、先日サッチモの説得によって球界にカンバックしたばかりの真田だった!!(第51話)▼相変わらず連敗が続くバンタムズ。真田の加入で投手陣はよくなってきたものの、大砲不在のため打撃の方が今一つなのだ。そんな折り、一昨年までバンタムズに在籍し、現在大リーグで大活躍中のケニー・パーカーが来日すという情報が入る。表向きは腰痛治療のためとなっているが、実際はジンジャーズをはじめとした日本のチームとの契約のためらしい。バンタムズにとってもケニーは喉から手が出るほど欲しい人材。しかし、いかんせん貧乏市民球団のため、12億ともいわれる契約金を払えるわけがない。そこでサッチモはとある作戦を考え…(第52話)。