163ページ、1冊表題作。
地味に好きな作者さん。
トラウマ系の切な病んでる痛いお話が上手な方ですが、今回も主人公がちょっとそんな感じで、少し切ない。
でもそんなにひどくないので読みやすいです。
ただ思ったより盛り上がりが少
なくて残念。
主人公の過去のトラウマと今を繋げた話とかもあったら面白そうでしたが。
なぜ彼が双子の片割れだけに惹かれたのか、双子の心境
とかその辺の話も欲しかったです。
試し読みで社会人かと思ったらまだ学生さんでした。
生徒会の脇役たちができてるっぽいな?と思ったらスピンオフだったんですね。
前作はプリズムスペクトルだそうですが、これ1冊だけで読んでも大丈夫でした。
あとがきによるとさらに違う一組のお話の構想もあるとか。
機会があったら関連作も読んでみたい。
担当者さんより三角関係は厳禁だったそうですが、なんで!?
むしろ双子と三角関係の方が面白かったのでは?
そういう?病み展開は作者さん上手だし(笑)
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