過去、実際に起きた「三億円強奪事件」をテーマにして描かれた作品です。
時効前にもテレビや雑誌で賑やかに取り沙汰されたので、興味がありパック買いしました
犯人である主人公、怪しい友人たち、つきまとう刑事、主人公と関わる女性たち…個性的な
人物が主人公を取り巻いていて、作画の古臭さを感じつつも、割とスラスラ読めました
ただ残念なことに、完結と記載があったのでパック買いしたのに、肝心なラストが中途半端な話で終わってしまっているのです
時効成立まで犯人は無事に逃げたのか、時効より先に病気で亡くなってしまったのか(話の中で主人公は脳腫瘍で長くない命)…時効まで、あと〇〇日という風に、カウントダウンされていたのに、あと100日を切ったところで話が終わりました
どんな結末だとしても、最後まで描かれていれば、もう少し高く評価できたかも知れませんが、不完全燃焼に終わったのが残念でなりません。
実際に三億円は誰の手に落ちたのでしょうか。リアルに気になります。
私的には未完と判断しました。
「三億円強奪事件」に興味がある人には、むしろパック買いはオススメしません。モヤモヤが残りますので
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