195ページ、ヤクザと主従もの5作品。
どれも良かった!
1話ずつではもったいないくらい面白く、短編とは思えないほど読ませるストーリー。
読み応えありました。特に遊郭の話が良かった。
表題作は50ページで、ストーリーもしっかり。
名前に覚えがあるな?と思ったら、光木八尋の甘美な憂鬱の前作でした。
スピンオフから読んでしまったけど、それぞれ別で読んでも楽しめます。
本作に出てくる若頭のお話。
含みのあるストーリーでしたが、このお話だったんだど読めて良かった。
2つ目、ヤクザは近親もの。
妾の子で優しい叔父、日陰の人生が切なかった。
3つ目、遊郭。
元は華族の主従関係。
親の借金で家がつぶれ、男妾として仕込まれる。
悲恋そうな主人公が切なかった!
でもラスト良かった!
4つ目、英国貴族と側仕え。
主人が生まれた時から仕え、見守り育てた小さい従者が健気で可愛かった。
5つ目、主人公は政治家兄の秘書?
この弟が切なすぎた。
短かったけど、ぐっとくるお話でした。
表題作のスピンオフ、若頭の話光木も良かったです。
南美たちはほとんど出てこないけど、南美が入所したいきさつの裏話がわかる。
主人公はやくざの息子の友人。
ストーリーも良くてオススメです。
もっとみる▼