高校生の葉月は、父親の経営するホストクラブのナンバー1ホスト・晃とラブラブ同居生活を満喫中
難点があるとすれば、高校卒業するまでH禁止令が言い渡されていて未だ清い関係なままな事と、アキラのナンバー1ホストという肩書きに気後れしてしまい、
まだ「好き」と言えずにいる事。
クリスマス。葉月は勇気を出してクリスマスプレゼントを渡しに店に行くけれどアキラには会えず、ナンバー2のリョウの部屋に連れ込まれてしまう。
クスリを飲まされ、アキラへ渡す筈のプレゼントのマフラーで縛り上げられ・・・
間一髪のところでアキラが格好良く救出に登場ッ
と、なるのかと思いきや、アキラが駆けつけた時には既に事後。
アキラ間に合いませんでした
私この作家さんの事詳しくないのでよくわかりませんが、たぶんデビュー初期の作品なんではないかなと思います。色々と甘くて未熟です。名もない脇役達の言動が目立ち過ぎ、重要過ぎなのも気になります。
が、結局読みはじめたら一気に読んでしまいました。嫌いじゃないです。こういう少コミ風味のBL。思わずニヤッとしてしまった。この作家さんの他の作品も是非読んでみたいと思いました。
なので、評価は4くらいを付けたいところなのですが、番外編のアキラが客の求める見返りに辟易して毒づくシーンが、本編のアキラの真摯なイメージとかけ離れていて釈然としないので−1です。
というか私、番外編は絶対リョウのコイバナだと期待してました。
新しい勤め先のですます口調の腹黒そうな黒服のお兄さんが、わずか数コマの登場であんなにも印象に残ったから、てっきりあのお兄さんと運命的な恋に落ちたリョウが、受けに転向して、過去の傷も癒える。というようなのを想像しちゃってたのになぁ
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