181ページ、表題作4話+短編4つ、計5作品。
嫌われてる相手が好きな主人公。
めげずに頑張ってるところが、一途。
つれなかったのにだんだんほだされていくところも良かったです。
あっさりなのは作風かな?
でも雰囲気がすごく
いいんです。
表題作は普通だけど、後半の短編が良かったー。
特に健気に恋人待ちする男、うさみみ、デート計画くずれの話も(て、ほとんど全部ですね、笑)
なんだろう?
マシュマロみたいな、わたあめみたいな?
お話自体がつかみどころがなくて掻き消えちゃうようなはかなさがあるんだけど、気持ちが丁寧でそのふんわりとした読み心地がすごくいい。
マウリもすごく好きでしたが、ああいう繊細な感じの雰囲気が独特とでもいうんでしょうか。
短編集だからどうしてもあっさりですが、あの作者さんのほっこりした作風が好きな方にはオススメ。
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