西暦1120年、北宋。
半獣として生まれた林冲は、魔星(メテオラ)の尻尾を周囲に隠しながら生きていた――。
5巻まで読了。
この作品…すっっっっごく、面白いです。圧倒的な面白さ。
絵も美麗で、登場人物が本当に魅力的でカッコいい。
水滸伝がベースになっているそうなのですが、先生らしいファンタジー要素を折り込みながら、とても読みやすく仕上げてあります。一度読み始めたら止まらない――
この作品、物語の底に、一貫して「正義と誇り」というテーマが流れている気がします。
無駄が一切ないストーリー展開の中、骨太なテーマで読み手の心を抉ってくる。
琥狗ハヤテ先生の作品はハズレがないです。
この作品も本当に素晴らしかった。
5巻でなんとなく話も一区切りしているので、半額セール中に一気に買いそろえても、きっと後悔しないと思います。
【 …以下、腐のつぶやきです。BLを読まない方はスルーでお願いします 】
この作品、カテゴリは女性漫画ですが、腐の目線で読むとかなりギュンギュンきます。
命を賭けてお前を守る系――
崩れ落ちそうになる林冲を抱きしめる、イケオジ魯智深…たまらん最高……。
この作品、がっつりBLとしても読みたかったな…
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