ローマの活気が目に見える、街中の雑多な生活臭がする、そこが特別に楽しい。
先生方の想像も多分にありましょうが、資料との境目まで自分には判らないので、ただただ舐め回すように隅々まで眺めました。人物も背景も全てが “主人公” だと仰っていて、
それがとてもよく分かります。
そしてプリニウスがこれまた良いキャラしてる。万知に通ずるも世俗の機微に疎い、要するにちょっとズレてる感じがとても良い。一方で “南方熊楠” にタイプが似てると言われるのも超分かります。マイナーな狙い所がもうほんとに最高です。
当時の有名人や歴史が絡んで縛りのある中で、彼はどのように関わっていくのか? 博物誌の世界とはどんなんなのか? まだ3巻ですがワクワクが止まらない…。クーポンのお陰で11巻一気買いしました。これでしばらく毎日潤っちゃうぞ。
この漫画のアイドル(勝手に)フェリクスさん、禿げてるけど好きです。
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