甥である中学生男子と会った際、この作品のレムというキャラのキーホルダーをつけていた。
名前は聞いたことがあったので「面白い?」と聞くと笑顔で頷いた。反抗期まっさかりの少年をもって素直にさせるこの作品に興味を持ち、読んでみようと思わせられた
。
よくあるラノベのファンタジー物と思っていたが、実際読んでみるとミステリー小説的な要素もある。
前シリーズを読んでいる人はご存知かと思うが、主人公スバルは"死に戻り"という能力を持っている。
主人公が死に至る度に特定の日付に戻ってくるのだ。
今回はある屋敷でのお話。ヒロインのエルフ、屋敷の主人、双子のメイド、そして魔法使い。
平穏な日々を過ごすが、主人公は何者かにより殺され、そして屋敷での生活は2周めへ…といった話。
キャラクターも各々たっており、徐々に明らかになる真実、そして新たに見えてくる謎があり。
「ライトノベル版『七回死んだ男』」と評してもよい作品であると思った。
これまでのミステリー要素と、若年層へのファンタジー要素が人気の理由なのではないだろうか。
レムりんかわいいよレムりん。
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