シリーズ2作目です。今回は2面性持つ歯科医の三和と元ヤンキーで板金工の穂高CPが主人公。
仕事でははっきり物言う三和ですが、それ以外では柔和な雰囲気でいつも温厚、自分が被害を被っても何故か自分から謝っちゃうというタイプ。私は相手が悪いのに
先に謝るなんて愚の骨頂としか思えないのですが、怒りの感情を悪と捉えていたり我慢を強いられてきた人にとっては怒りのポイントが麻痺してるのかも。そう考えると可哀想な気もします‥。
一方の穂高は昔気質の職人で曲がったことが大嫌い、不正や筋の通らない事があると怒りの点火が早いんです。しっかり怒るのはエネルギーが要って大変だけど、見ていてスカッとするから気持ちいい。そう、人間には喜怒哀楽があるんだから怒ることも自然な感情で、それをスムーズに出せる健康的な人なんですよ。だから三和には穂高が本当にお似合いで、見ていて微笑ましいCPでした。
前作同様、ほのぼのしていて読みやすかったです。前半穂高、後半三和目線という書き方もお互いの気持ちが分かってより一層楽しめました。このシリーズ、ちょっとハマりそうです。
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