息子たちと僕に「77の宿題」を遺し、妻は逝った。それはやがて、家族にとってかけがえのない「魔法のリスト」となった――。
「Amazon.Co.uk」で発売初日から総合第1位の大ベストセラー、待望の翻訳刊行!
英・サマセット州、2010年。幼い2人の息子と夫を残し、ある女性が乳がんのために38歳で亡くなった。それはまるで、先にがんを発症していた息子に“わが命を注ぐ”かのような逝き方でもあった。
彼女はまさに生命の炎の消える直前まである「リスト」を書き続け、宿題として家族に遺した……。それは、自分の死後も“息子たちが最高の人生を送れるように”、夫に残した「魔法のリスト」だった。
本書は、愛する妻とのこの約束を重くせつなく胸に抱いて幼い2人の息子との暮らしを始めた著者による「喪失の絶望」との格闘の記録、そしてまぎれもない愛と再生の物語である。
50才で3児の父となった俺が今妻を失ったらどうなるだろう。
泣きながら読んだ『ママのリスト』は夫と子供達を未来へ導くための地図。
母の愛は永遠に偉大だ。
――ロックシンガー ダイヤモンド☆ユカイ
ママは目の前からはいなくなってしまったけれど、パパの心にも、子どもの心にも、いつも寄り添ってくれています。
ず~っと、ず~っと、「ママ大好き!」って思える一冊です。
――NPO法人ファザーリング・ジャパン代表 吉田大樹
実話だからこその圧倒的な現実感と、次から次へと降りかかる試練、妻がこの世に遺していく夫と息子たちを想う深い愛は、イギリスを始め、各国で共感を呼んでいます。
実は昨年、議会人として、乳がんに侵された30代の方を懸命に応援し、涙ながらにお別れをしました。
その方も、幼い子供を遺され、ご主人は最期を看取るまで奥様の病状回復に向けて強い意志を貫き通されました。
家族が揃って過ごす時間は、思った以上に限られているとつくづく感じます。
天国へ旅立つとき、遺す家族に何ができるのか、とても考えさせられる一冊です。
――参議院議員 ありむら治子
なにげなく過ごしていた家族との一分一秒が急に愛しく感じる。
読み終わったら本を置いて、目の前にいる家族をぎゅっと抱きしめてみよう。
子ども大好きなイクメン、奥さんを愛するオクメンは号泣注意!
――ラジオパーソナリティー/ナレーター 秀島史香