(歴史小説、全2巻t)。
重圧、、、
読み応えありました。
特に最初の読みはじめは、篤姫の生家の状況だけでなく、その背景としての、島津家、徳川将軍家の状況などの話もあり、把握するのに時間もかかり、完読までずいぶんと時間がかかり
ました。
おかげさまで幕末の状況がわかり、坂本龍馬など維新の志士の話とは全く違う視点で見れたのが面白かった。
この前に和宮様御留を読んだので、和宮降嫁後の大奥の、嫁姑の確執の話がやっと読めた。
それにしても、本人たちの意向より、互いのお付のもののやり方やプライドが、ずいぶんと邪魔していたような気もする。
互いの立場や背負うものが全く違うから、それも仕方ない気がする。。
それから最後の将軍慶喜がまたずいぶんと大奥の女性たちから受けが悪かったんだな、というのが印象的だった。
他のお飾り将軍と違って、彼は実力のある人だと思っていたけど、これじゃ貧乏クジ?
次は慶喜の話も読んでみたい。
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