『水曜どうでしょう』のあのヒゲのディレクター藤やんの初の著書。どうでしょうを始めとした仕事の事や、家庭の事、学生時代の事など、藤やん自身のそれらへの向き合い方や考え方が語られています。冒頭の挨拶文にて“酒でも飲みながら”と、主に大人の方へ向
けたであろう言葉がありますが、私個人としては大人になる前の中高生の人たちに、いずれ社会に出る時のための参考書として是非読んでもらいたいなと思います。大人とは一体どういう生き方をしているものなのか、藤やんはあくまでその一例ではありますが、何も説教臭い事も小難しい事も書かれてないですし、2〜3時間もあれば読みきれるボリュームなので気軽に読んでみてほしいです。得るものはあるとしても、読んで損する事は決してないと思います。もちろん、社会の荒波に揉まれる大人の方たちにもおすすめの1冊です。
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