スローライフ系のような解説というか、色んなものの説明がかなり割合として多い。で、ほんわかシーンを作ろうとしている。けれど、この物語の背景にあるエピソードが人間の醜さとか生死といった陰惨で緊迫感のあるものである。ほんわかした場面は油断や気の緩
みとして映り、余裕のない陰惨なエピソードが物語に暗さを生み出す。その他、レベルによる格差がひどいのと世間全体が信用ならんような背景の設定なのに主人公がのんきというか、余裕が無いほど力を使いきるとかもそうだし、なんか背景にあるエピソードや世界観の緊迫感と噛み合っていない。
どちらかにしようよ、と思った。ラブコメ的な要素もそうだし、色んなものを入れ込もうとし過ぎて、個人的には迷走してる感の強い作品。日本語とかは読めるんだけど。
1巻はまだ読めたけど、2巻の途中で無理になった。
もっとみる▼