「同期で一番に係長になると役員になれない――」。
大器晩成という言葉があるように、若くして飛ぶ鳥を落とすような活躍をした人がその後伸び悩み、
逆に最初に評価が低かった人がある時期から急速に出世を果たすケースは思った以上に多いという。
100社以上の人事を見てきた辣腕コンサルタントである著者が、そんな昇進のメカニズムを徹底分析、
20代~50代、それぞれの年代別に、今から逆転出世コースに乗る方法を伝授する。
【著者紹介】
平康 慶浩(ひらやす・よしひろ)
人事コンサルタント/セレクションアンドバリエーション株式会社代表取締役社長。
1969年大阪生まれ。早稲田大学大学院ファイナンス研究科MBA取得。アクセンチュア、日本総合研究所を経て、2012年より現職。
大企業から中小企業まで、150社以上の人事評価制度改革に携わる。グロービズ・マネジメント・スクール講師。大阪市特別参与(人事)。
『出世する人は人事評価を気にしない』『出世する人は一次会だけ参加します』(日本経済新聞出版社)、『課長1年目の教科書』(かんき出版)など著書多数。
【目次より】
第1章◆20代……若いころの評価こそ気にする必要はない
第2章◆30代……役職に就くのは早過ぎない方がいい
第3章◆40代……目指すべき部長ではなく常務である
第4章◆50代……会社にこだわらない成功を目指せ
終章◆遅咲きで成功する人、しない人