「保守」「リベラル保守」「保守対革新」「保守対リベラル」…実は明確な定義のない保守という言葉が一人歩きしている。改めて問いたい、保守とはなんなのか―――。 本書は週刊エコノミスト2017年12月12日号で掲載された特集「すぐに使える新経済学」の記事を電子書籍にしたものです。
・安倍さん、保守を知っていますか
・政治構造が変化 保守が進めた戦後民主主義 リベラルが担い手の時代に
・選挙制度の変革 専制政治を呼んだ小選挙区制 野党との「合意型」国会を破壊
/小選挙区制はなぜ圧勝を生むのか
・バブル前の「寛容なる保守」から財政余力と寛容性喪失の時代へ
・重鎮が語る 亀井静香(元自民党政調会長)「庶民の生活に根付いた政治こそ保守」
・重鎮が語る 山崎拓(元自民党副総裁)「理念なく権力維持重視の時代に」
・重鎮が語る 不破哲三(元共産党議長)「保守を単純な定義付けできない時代に」
【執筆者】
成田 憲彦、山口 二郎、倉重 篤郎
【インタビュー】
亀井 静香、山崎 拓、不破 哲三