米国の長期金利上昇を発端とするグローバルマネーの激流は、どこに向かうのか。未曽有の金融緩和の正常化(出口)の序章を追う。 本書は週刊エコノミスト2018年2月20日号で掲載された特集「緊急・米国発マネー激流」の記事を電子書籍にしたものです。
・米国の金融正常化の序章 脱「流動性相場」の試練
・米国株 「買われ過ぎ」からの正常化
・米国株 上昇一直線から乱高下相場へ転換か
・日本株 値固め期間経て上昇再開か
・日本株 一時戻しても年末へ向け下落か
・ドル・円 ドル安・円高で年末に95円も
・ドル・円 年末116円まで円安余地
・米金利 好況を織り込み、緩やかに上昇
・米金利 年後半に向けてピークアウトへ
・年間債券発行額2兆ドル突破 中東・アフリカ地域で急増
・フラジャイル(脆弱)と呼べる状況ではない
・原油 1バレル=50ドル台後半~70ドル台後半、80ドルも
・クレジット バブル的資金流入の潮目は年半ば 経常赤字、過大な対外債務国に注意
【執筆者】
馬渕 治好、大川 智宏、香川 睦、重見 吉徳、宇野 大介、上野 剛志、市川 雅浩、丹治 倫敦、長谷川 克之、中島 将行、江守 哲、中空 麻奈