ところどころ微妙な日本語、見聞きした情報を、らしい、とかではなく、である、のような断言口調だったり、○○兄さまって出て、次の文で○○って名前のほうで書いてあったり。一人称の主人公視点の文章なら兄さまと書くほうが正しかろうと思う。あとは、個人
的に貴族の婚約者とか恋愛エピソードって、あまり好きじゃなかったり。結婚まで含めて貴族の仕事だと思うから、そこで個人的な感情をはさむのは、特定の相手がいないなら仕方ないと思うけど…
と、欠点はあるけれど、全体としては読めるし、ページ数つまりボリュームは充分だと思うし、それなりに楽しめる作品だと思う。
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