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甘くて切ない【イラスト付】
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甘くて切ない【イラスト付】

850pt/935円(税込)

595pt/654円(税込)
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作品内容

ショッピングモールにあるメガネ店で働く律は、
幼い頃から不仲な両親を見て育ったため、
他人と距離をおき、ひとりで過ごすことに慣れていた。
そんなある日、ふとしたきっかけで
人気作家の西 倫太朗と知り合い、
高校生の弟とふたりで暮らしている
倫太朗の家に、料理を教えに行くようになる。
人と親しくすることを恐れ、誰かに恋することも、
触れられることもなく生きてきた律だけれど、
倫太朗といるうちに、やさしさや幸せを知るようになり!?

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    ショッピングモールにあるメガネ店で働く律は、
    幼い頃から不仲な両親を見て育ったため、
    他人と距離をおき、ひとりで過ごすことに慣れていた。
    そんなある日、ふとしたきっかけで
    人気作家の西 倫太朗と知り合い、
    高校生の弟とふたりで暮らしている
    倫太朗の家に、料理を教えに行くようになる。
    人と親しくすることを恐れ、誰かに恋することも、
    触れられることもなく生きてきた律だけれど、
    倫太朗といるうちに、やさしさや幸せを知るようになり!?

レビュー

甘くて切ないのレビュー

平均評価:4.3 55件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (2.0) 設定に無理が
    てれささん 投稿日:2024/6/26
    【このレビューはネタバレを含みます】 この作者さん、自己肯定感の低い不憫受けのお話が多いですが、この作品の場合、毒母親問題が全然すっきりしないまま話が終わってるので、読後感がよくなかったです。 こんな母親抱えてギリギリの綱渡り生活してて、自分が母親切れないなら恋人持っちゃいけないですよ。 彼氏も母親にいい顔したから、今後、図にのって集られるのが目に見えてる。 ともかく不憫受けのネタに困ってこの作品のようなパターンが生まれちゃったのなら残念です。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) しっかりしたかわいそう受
    タティさん 投稿日:2019/2/9
    【このレビューはネタバレを含みます】 出版社の新刊案内のツイートや表紙の雰囲気からも覚悟が必要とされるかわいそう受の新刊です。月村先生ならばなにを今更といわれても仕方のないそちら方面の名手ですが、今回は親子関係にアプローチしておりあ〜、あるな〜…ていささかしょんぼりしがちになるシチュエーションでした。 ですが、今作の主人公律くんはダメ親のいいなりにならずちゃんと距離を取り、いままでの生活を取り戻すかのように毎日を小さな喜びで彩ってゆきます。 仕事の人間関係も良好で、やや自虐的に自分が必要とされたいから他者にも親切にするんだと思っていますが社会はそれでいいんだよーと老婆になり孫を見守る姿勢に入りましたね。。。 そんないいこの律なのでちゃんとステキな王子きょうだいがふたりあらわれるのですが、こちらはこちらでぎくしゃくしており、律が潤滑油になって関係が再生されてゆく流れは読み応えがありました。 特に彼氏の弟くんの明るくまっすぐなキャラクターがよくて、彼氏の役割をするっとこなしちゃうところがありその分作家彼氏が少し地味に感じました。これは予告でサイコみのある抱擁攻を期待しすぎたせいもあると思います、すみません。 というのも律は結局自分の気持ちを大事にした結果母親にもそれを言えるようになるんですよね。律は月村作品の中でも出色のしっかりしたかわいそう受では! と思いました。生活能力が高いって本当に大事なんだ……そしてこんな子の名前が「律」って出来過ぎでは?? ハッピーエンドの後も律と母親の関係はスカっとはしないけれども現実的な落とし所でこれはこれでありだなと思いました。そのうち彼氏は律を家に迎え入れるだろうけれども、そのときも渋る律にきみがいないと書けないし餓死するかもしれないとそっち方面で落としにかかりそうです。律はもちろんそれは大変だ! て網にかかる、かんたんに。 切ない、というのは彼氏とではなくて家族関係にかかるのかなーなんて思いました。 続きを読む▼
  • (5.0) 胸がじんわりと温かくなるお話
    lisaさん 投稿日:2020/11/1
    【このレビューはネタバレを含みます】 月村作品毎度の事なのですが、作者さん本人も仰っていたように悪くいえば地味、よく言えば穏やかなお話です。でもその穏やかなお話が大好きなのでついつい手に取ってしまいます。 今回は受けの母親の毒親っぷりにめちゃくちゃ腹が立ちました。小さい頃から不遇を強いられてきて、「ありがとう」と言われる事が最高に幸せだと言う律が好きな作家である倫太郎に出会い、その優しさと愛情に触れて愛される、愛する幸せを知っていくお話でした。BL小説にありがちなものすごい不幸な過去だとか、事件などはありませんが読んでいて絶対に飽きないし、読んだ後読んでよかったと絶対に思わせれくれる作品です。 あと、好きなセリフ?として倫太郎の「泣ける話を書くことより、人を笑わせる小説を書く方が大変だ」と言ってるのをみてその通りだなと思いました。笑いのツボは人それぞれですもんね! 月村作品は5、6冊既読なのでまだまだ開拓していきたいと思います 続きを読む▼
  • (5.0) 毒親こわち
    かいなしれいなさん 投稿日:2023/6/12
    【このレビューはネタバレを含みます】 自分の子どもが楽しそうにしてると気に入らない、邪魔してやろうっていう思考回路になる人はそもそも子ども産んじゃだめ絶対。何もかも、自分じゃない誰かのせいで、毎日自分は可哀想な被害者って顔して生きていくのはさぞ楽なんでしょうね。こんなにも出来た息子おらんで。改心できないなら消えて…と思った←攻めがキレてくれても良かったんだけど、あんなことがあった後に、紳士的にエスコートできる攻めも凄い…惚れる。弟くんに奪われないようにね、と思うぐらい弟くんもカッコよかったよ!受けの悩みは深刻で、でもそれを受け止めてくれた攻めに感謝。感謝の気持ちが湧いてくるBLでした。 続きを読む▼
  • (5.0) いつもとは一味違う月村先生作品で大好き
    tameさん 投稿日:2023/12/13
    【このレビューはネタバレを含みます】 どの作品も気負いなく読めて文体も読みやすいので作者買いしている先生です。でも、この作品は今まで私が読んだことのある月村先生作品とは一味違っていて、現実世界では味わうことがないほどの腹立たしさを感じることができました 笑(ものすごい毒親が出てきます) Cpとしては「かっこよくて大人で精神的にも頼りになる攻め」x「しっかり自立しているけど母親に振り回されている健気不憫受け」という組み合わせで、BLとしてもとっても良かったです。もちろんこの作品も読後感は良いです。これからもたまにこういう作品も書いてほしいなぁ〜と思います! 続きを読む▼
  • (5.0) 素直な主人公たちに癒されました
    ぶうこさん 投稿日:2020/1/5
    律の生い立ちやトラウマは息が詰まるような感覚だったし、律の母親は最悪でムカムカしましたが、律自身も倫太郎も健児も真っ直ぐで素直だったので読後感は良かったです。健児が律の母親にくってかかったシーンは胸がすきました。健児、グッジョブ。作家てろあ る倫太郎はもちろん、律が自分の気持ちを言葉で伝えようと努力しているところがこの2人の今後の安定感を示唆しているようで、幸せな気持ちになりました。。作者さんが後書きで言われているように、健児主人公の作品を読みたいし、もちろん、その中に幸せな2人のその後をちらっと見せてもらいたいです。 もっとみる▼

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