この作者さんは自分が考えていること、感じていることに「私はなぜそう考えるのか」と真剣に向き合っている。だから読むと私も、漠然とこれが常識なんだ、と思っていたことが「なぜ常識だと思ったのか?」「この年になるまで覚えていたのは、実は納得できなか
ったからでは?」と、向き合うことができる。女に生まれてつらかったこと、男が生きていて大変そうだなと思うこと、令和の時代には少しずつ変わっていって欲しい。それをやるのは私たちだから、なんとなくをやめて自身も日頃から自分でよく考える癖をつけたい。読んでいてそう思いました。押し付けるのではなく、「私は」こう思った、という文章なので興味のある人にはとても読みやすく、楽しく読めると思う。これを読んで私はこう思う、という人と話してみたいと思った。
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