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本書はポケットシリーズ第2段です。
3手詰は解けるが5手詰は解けない。と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
5手詰は「初形→詰み」の様に、いきなりの詰みを考えると難しく感じるかもしれません。
ですから、まずは「初形→詰みやすい形→詰み」と詰みやすい形を目指します。
詰みやすい形とは玉方の逃げ道や守備駒の利きが初形よりも少ない状態なので、
初手は漠然とした王手ではなく、3手詰で学んだ退路封鎖や焦点の捨て駒のような手筋でなければいけません。
詰みやすい形にしたら見慣れた3手詰の形が待っています。
このように考えると初手の選択肢は意外と少なく、3手詰の手筋を知っていれば難しくない事が分かります。
本書は前シリーズのポケット3手詰で学んだ基本的な手筋を使えばサクサク解ける問題を集めました。
もちろん、力自慢の方はいきなり本書にチャレンジしてください。