食べ歩きが趣味の青年、日之本巡。秘境のレストランを目指す途中、崖から落ちて命を落としたものの、不憫に思った食神によって、スキルと一緒に異世界に転生させられる。【味覚創造】という名前のそのスキルは、イメージ通りの味を生み出す』ことができる、メグルにぴったりのものだった。しかも街に向かう途中に判明したのが、ここは超一流の料理人が集う国だということ。スキルで生み出した砂糖を売りに料理人ギルドに向かったメグルは、そこで料理人になることを勧められる。すっかりその気になった彼は、レストランを開くため、『美食の都』目指して旅に出る――異世界料理(?)ファンタジー、開幕!