こちらの作者さんの作品は、数作品読みました。
溺愛というより、想い合ってあるけどストレートにいかない関係を描くのが得意なのかな?という印象を持っていて好きです。
今回の作品も、タイトルとイラストに惹かれて購入しましたが、結果☆3つ。決し
て悪いというわけではありませんが、少し期待していた分、残念だったかな?という思いで3つ。
■ストーリーの設定も良かったし、キャラクター達も個性溢れる設定で魅力的でした。ただ、前半の物語の進み方が雑というか淡々と進んでしまう為、主人公の王女が不憫な王城生活を耐える健気さや、その中で2人が密かに想いあっていく説明の大事なシーンが繊細に描かれておらず、物足りない感がありました。もっと大切に丁寧に描いて欲しかったです。
そのせいか?どうも読んでいてもテンションが上がっていかなくて、読み終わるのに時間がかかってしまいました。
ストーリーはとても面白いので、個人的にはもっと深く描いたものが読みたかったです。2人が密かに想いあっている苦しい心情や、繊細な心理描写など、、、そこで涙したかったなぁ〜
という期待があっての『残念』に繋がります。
重ねて書きますが、ストーリーはとても綺麗で繊細さのある作品ですので、面白かったです!
もっとみる▼