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つごもりの夜にもういちど
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つごもりの夜にもういちど

700pt/770円(税込)

490pt/539円(税込)
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作品内容

いつか、あの場所にいけなくなる前に

「男」に駆け上がっていく少年。
神様、どうか俺たちを一緒にいさせてください。

「いつも迷う。ここはなかなかたどり着けないんだ。何かが邪魔をしているみたいに」山奥の別荘でひっそり暮らす吉乃。その退屈な平穏を破って現れた、瑞々しい少年・ひまわり。吉乃はひまわりの来訪を心待ちにするようになる。だが、彼の時間は人よりはやく流れていて、会うたびに成長し大人の男になってゆく。色気を醸し出し、吉乃を組み敷くほどに。残された時間を一緒にいたいと願うが、「この地」は吉乃を手放してくれなくて!?

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  • つごもりの夜にもういちど

    700pt/770円(税込)

    490pt/539円(税込)
    5/10まで

    いつか、あの場所にいけなくなる前に

    「男」に駆け上がっていく少年。
    神様、どうか俺たちを一緒にいさせてください。

    「いつも迷う。ここはなかなかたどり着けないんだ。何かが邪魔をしているみたいに」山奥の別荘でひっそり暮らす吉乃。その退屈な平穏を破って現れた、瑞々しい少年・ひまわり。吉乃はひまわりの来訪を心待ちにするようになる。だが、彼の時間は人よりはやく流れていて、会うたびに成長し大人の男になってゆく。色気を醸し出し、吉乃を組み敷くほどに。残された時間を一緒にいたいと願うが、「この地」は吉乃を手放してくれなくて!?

レビュー

つごもりの夜にもういちどのレビュー

平均評価:4.8 5件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) あー、やられた‥
    asuntaさん 投稿日:2024/1/9
    すごく良かったです!これは是非ともネタバレなしで読んで頂きたい。 作品紹介を見て不思議系かなと思いつつ、読んでいくうちに先が読めるかも‥なんて思った自分を殴りたい!予想だにしない展開でとても面白かったです。 20年以上も作品を出し続けて いる先生ですから読者が思いつくようなお話になるはずもなく。加えてどの登場人物にも共感できるので自然とお話に引き込まれ、後半に向けてどんどんギアを上げてくるもんだからハラハラするし泣けてくるしで感情が追いつかない。最後まで緊張感がありつつも、ラストに訪れる「終わり」と「始まり」に胸を打たれ読後は温かい涙が溢れました。 毎年、晦の日にはこの作品を思い出すかも。イラストも◎!オススメです。 もっとみる▼

高評価レビュー

  • (5.0) 注意注意ネタバレ大いにあります
    savvaさん 投稿日:2023/6/23
    【このレビューはネタバレを含みます】 夏休み、田舎の祖母宅で過ごすひまわりと療養中の吉乃のキラキラと眩しい夏の一時の物語。来年の約束をし吉乃は待ち焦がれるが、現れないひまわり。次に出逢えた時は、ひまわりが立派な男に成長していて、時の流れの違いに気付く吉乃。でもそれはひまわり側ではなく、吉乃が神代(かみしろ)で自身の時の流れが違いすぎて季節が重ならない限り、逢えないのだと気付き、その地から二人で脱け出しひと時の幸せを噛み締めるが神代を失くした土地に厄災が降りかかり、人の心を宿した吉乃がひまわりのため、自身が愛した人達のため、再び神代となってひまわりを護り来訪を待ち続ける。そして年若くして魂となってしまったひまわりとの一年に一日だけの逢瀬を待ちわび、心から楽しんでいた吉乃に神様からのご褒美が… 人成らざる者との恋愛は魂の繋がりでしか成就できないんだろうけど、あまりにも切ないし衝撃的な結末でした。ハッピーエンドではあるものの、もし生まれ変われるのなら来世で幸せになって欲しいと願わずにはいられない。 続きを読む▼
  • (5.0) タイトル〜
    クロエれおさん 投稿日:2023/8/11
    【このレビューはネタバレを含みます】 時の流れが違うもの同士。夏の思い出が永遠にしたいものになっていく。祭りの日の幻想的な情景が2人がいるところをあらわしているみたいです。小椋ムク先生のイラストも、ストーリーを盛り上げます。素敵。都合良く行かないのが、中原一也作品。泣かされることを覚悟して読みましょう。オルフェウス、だと思うんですけれどね。自分の犯した罪を濯ぎ、土地を護るものとして努めていたのちに訪れた福音というべきか。悲しみの涙から喜びの涙へ。 続きを読む▼
  • (5.0) 泣けます
    ねこ太郎さん 投稿日:2023/7/2
    途中までコウキがあーそう言う感じなんだあー、と読み進めてたら…違うんですよ! そしてそして、本当に切なくて切なくて泣いてしまいます。これはこれでハッピーエンドなんですが、それまでにどんなに2人が一緒にいたかったか、と思うとまたまた泣いてし まいます。2人の幸せをただただ願うばかりです。 もっとみる▼
  • (4.0) 寿命差BL
    もきゅ子さん 投稿日:2023/6/27
    【このレビューはネタバレを含みます】 面白かった。受けが病気療養中の別荘に一人の子供が迷い込んで来て、夏休みの間だけの逢瀬を楽しんだりするお話。話し相手もいなくて寂しかった受けが攻めの訪れを今か今かと楽しみに待ち続けている姿が可愛い。前半は受けの視点で進み攻めが特殊な立場かのように描写されて行くのだけれど、端々に不自然さがありアレ??と疑い出したら実は時間の流れがおかしかったのは受けだったという叙述トリック的な展開へ。二人の視点の違いで物語の様子が大きく変わる構造なのが面白かった。そして最後は悲しさや切なさを感じつつもハッピーエンドで泣きました。書かれなかった攻め側の長い時間を思うと泣ける。 続きを読む▼

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