幼馴染みであり、密かに恋心を抱いてきた王子クロードが結婚するらしい。
落ち込む暇もなく薬師ベルは、彼から媚薬作製の依頼を受けることに。
婚約者との初夜を楽しむためだろう。胸を痛めながらも完成した薬を渡すと……?
「昨日はありがとう。お礼にこれ、一緒にどうかと思って」
媚薬入りのお菓子を持って家の前に現れるクロード。――何故?
訳が分からず追い返すも、あの手この手で媚薬を飲ませようとしてきて!?
笑えるけどキュンと切ない! ドタバタ系ラブロマンス!
第30回フランス書院官能大賞 e-ノワール賞受賞作品!