まだまだ若いと思っているうちに、いつの間にか、55歳。定年も近い。しかし人生100年。働く必要がある。なんの準備もして来なかった。あと、5年、間に合うのか?シニアからの転職や起業は、どうすればいいのか?会社人生の「終わり」が見えてきた時、誰もが抱くモヤモヤが「55歳の壁」。この壁を突破するには、どうすればいいのか?そんな心配をしている人にオススメなのが本書。経営者1万人以上をインタビューし、定年後どうするか、様々な人々に助言をしてきた筆者が本音で語る、裏ワザ、体験談、マル秘テクニックの数々。はじめに──ポジティブな気持ちで60代以降を考えられるために第1章 「55歳」以降が重要な理由01 「55歳の壁」とは何か?02 55歳からは自分勝手でいい03 55歳以降がホントの人生04 少子化が進むと、若い人を採用できない中小、中堅企業が続出05 現在の60歳は半世紀前の40歳くらい06 55歳を迎える人に武器を持たせたい第2章 今からでも間に合う「55歳の壁」突破策01 55歳からのリスキリングで十分60歳定年に間に合う02 「老後2000万円問題」をむしろポジティブに活かす03 自身のキャリアの棚卸し、自己分析をし、60歳以降の方向性を決定04 「仮のゴール」を定める05 自分を「マイナーチェンジ」する06 「これがチャンス」だと自分が気づくこと07 5年早く計画に移す第3章 二項対立をポジティブに比較する01 55歳で早期退職か、留まるか02 60歳で定年退職して別の道を進むか、65歳までの再雇用を選ぶか03 プライドを大切にするか、プライドなんてどうでもいいか04 会社員を続けるか、起業するか(自営業、自由業含む)05 本格起業か、マイクロ起業か06 都市部で暮らすか、Uターン移住か、二拠点生活か07 やりがいなのか、お金なのか08 攻めるのか、守るのか09 定年後は「お金次第」なのか、「生き方次第」なのか第4章 「55歳」からの趣味・暮らし01 アウトドア系、インドア系、双方の趣味を持つ02 この低金利時代、QOLの観点から住宅ローン70歳完済でいい03 「自分の居場所」は5つ以上持つ04 親を楽にさせない05 「犠牲者を出さない介護」の準備をするコラム▼平林良仁会長語録「起こったことは、すべて必要、必然、ベスト」「人との出会いが人生を豊かにする」「運を良くする方法を勉強する」「仕事以外の『楽しさ』がものすごく大事」▼平林さんのライフワーク「富士山登山鉄道構想」第5章 ハッピーなセカンドキャリア(ハッピーワーク)~転職編~01 都市部なら仕事はいくらでもある02 シニア向け転職エージェントも充実03 得意分野、「これ」というものがキモ04 最強の転職カードは「ツテ」05 リファラル採用で声がかかる機会を能動的につくる06 ハッピーな転職にはキーパーソンがいる07 60歳でも強気でいい技術者、IT技術者とは……08 55歳以上の転職活動は営業活動である09 55歳からの職務経歴書の書き方10 大手企業から中小企業への転職で気をつけたいこと11 中小から中小への転職12 高キャリアのマンション管理人、タクシードライバー、警備員……13 女性には絶対オススメしたい士業、税理士、宅建、司法書士第6章 ハッピーなセカンドキャリア(ハッピーワーク)~起業、開業編~01 起業でも「ローリスク・ミドルリターン」の世界がある02 マイクロ起業・スモールビジネス03 これまでのキャリアを活かせること04 起業、士業のスタートアップは営業力が勝負!05 誰かを頼っても、何かに登録しても、確率的に仕事は回ってこない……06 アタックリストとホームページと営業トーク07 あなた自身が商品08 弱系営業力とは09 「太客」を探せ!10 「何をやるか」「どのようにやるか」で起業は決まる